生い立ち詳細 その8

大学院…彼女への覚悟と決意

大学院が始まり、彼女に報告しなきゃとは思っていたのですが、2人きりの時に話したかったのですが、なかなかありませんでした。
すると、彼女が精神的に不安定で翌日東京に行くと連絡が来ました。
着信もあったのですが、それに気づいていれば彼女の行動が変わってたかもしれないと、今でも後悔しかありません。

その時までに決めたことはありました。
なぜかわかりませんが、彼女には私のすべてを話そうって。
彼女のことを全て受け止め、信じようって。

そして、出発前夜に彼女と2人きりで会い、彼女の事情も聞いたうえで、私のすべてを話しました。(やましいことは何もしてません)
彼女は

「元気だったら、『つらかったね』、『頑張ったね』って言えたのに」

でした。
その日は寝ずに2人で話をし、食欲がないというのでとりあえず食べれるものを食べてもらいました。
本当は東京には行ってほしくなかったのですが、その時は東京にいる妹さんのところに行くのだと思ってたので、彼女を信じて送り出しました。

数日後連絡しようとしたら、彼女の電話番号が使えない状態になってました。
本当に心配になりました。
先輩はほかの人に対して、ゼミの仲間としてだけではなく、一人の女性として守りたい。そう言ってました。
うすうすは対象にはなってたので気づいていましたが、彼女のことを好きになってました。
時期はずれますが、その年の末にあるところで、ある人に彼女のことどう思っているのって聞かれた時に答えた言葉が好きというのももちろんですが、

「彼女との子どもが欲しい」

当時22歳の私でも、当時の年齢にしても普通じゃ絶対に言わないし、今まで言ったことないし、今でも彼女以外に対して言ったこともない言葉でした。
それだけ彼女のことが好きで、守りたい。誰かに傷つけられて彼女を泣かせたくないって決めました。

いろんなつてを使って何とか彼女と連絡が取れました。
この時はどれだけ嬉しかったことか。

結論から言うと、彼女はすでに戻ってきて、大学を休学するとのことでした。
携帯が変わっていたのは、東京で携帯を落として壊してしまったとのこと。
あと、東京に行った目的も、妹さんのところではありませんでした。
彼氏のところでした。
しかも、その彼氏は、同じサークル・研究室のゼミ生で、私と同じタイミングで彼女の先生のゼミに配属された人でした。
つまるところは、彼氏についていくために、その先生のところに来たということでした。
彼氏のいる東京へ行き、そこで過呼吸発作を起こして帰ってきたとのことでした。